がっこ山 十月

今日の日曜日の一日、雨と雷の昨日から一変してハレ。回りでは一斉にコンバインの音、追われるように忙しく農家のかたは動き回っている・・・・ように見えるが田圃では一人か二人で作業をしている。昔のように刈り入れは神事ではないのでしょう。テレビの「ひよっこ」の時代は大勢の人が集まって手伝い、収穫に感謝しお祭りのように喜んで作業をしていたように思えたのでしたが時代が変わって流れるように刈り取り、乾燥、袋詰め、出荷、米に感謝する過程は消えてしまった。「ひよっこ」の実さんが行方を消し記憶を失ったことは、日本がガムシャラに働き無理な成長し何か大事なことを失ってしまったのでは、豊葦原の瑞穂の国（アベとは無関係）お米に感謝を忘れて来たことに警鐘を込め、あの時代を取り戻せと実さんから記憶を消したのかと・・・・なぁ～ちゃって。老人の白内障で左眼を手術、約二ヶ月置いて右眼を手術。老人には後のケアが大変でツライ、左に右に計６本五分置きに、ヤヤコシイこれがイツまで続くのでしょうか。他に錠剤の抗生物質、目薬など・・・・よく見えるようになりますように祈りながら・・・・。両目開眼してもジュミョウを考えると無駄にも思える。世の中微かに隙間を覗くぐらいがワクワク期待が湧く、そんなに見えてどうなるもんでもないし、などヒネクレ爺さんは追い詰められてからドタドタバタバタしだした感じ。土曜日誘われ連れ出してもらい、ウドンエキスポに行く、三杯分のチケットを貰い雨の中傘を挿し、長崎五島うどん、三重伊勢うどん、香川讃岐うどんと食べる雨の中、犬の吠える中立って食べる、私は老体だから歯ごたえのない伊勢うどんを啜った、讃岐うどんの掻き揚げも美味しかったし、五島うどんも出汁が美味しかった結局は相変わらず、優柔不断でこれとは決めかねることは出来ず人任せです。

病院に収監され辛いのは隣のベッドからする轟音の鼾と容赦ない放屁、それでも三時半には起きて、歯を磨き洗顔は禁止されて、いるがタオルで拭き、イャ・ホーンをして待合室に趣味の違う奥さんの携帯型デジタル音楽プレーヤーを聞きながら（退院してからもその曲が耳から離れずイツのまにかそのとき聞いた旋律が流れている坂本冬実が歌う川島英五のカバー曲だったかな）

行き空が開けるのを待つ。前面ガラスで開放的な造りです。左の端っこに座り東の空を眺め満天とまではいかないが秋の四辺形を探すペガサス座を目標に。いつも金星は堂々と輝ているそれに向かって「国際宇宙ステーション」でも横切ってクレナイモノカト

以前がっこ山の入り口で何回か見えたのですが。片目の老人が片目を凝らす、残念ながらＩSSは見えなかったが夜明けの空は美しかったこれが日本の夜明けかと、待合室にある照明にスイッチを入れられるとお終いそればかりを恐れていたが遠慮してか人が来ず、夜空と夜明けを観察できました。二日目はガスがかかり何も見えず。

退院の時にはシロカモシカさんに白い新車で向かいに来て頂き感謝です。最近がっこ山には行かなかったり、行けなかったり隠居とはまだ一度も山でお会いすることができず、そろそろがっこ山に行かなければとご無沙汰を反省しています。

最近の朝は冷え込みます、このまま暖かくなるはずもないのですが、できるだけ冷え者の老人へ配慮し、温暖に穏便に穏やかな老後を過ごさせて頂きたいものです、本当に我が儘な老人です。

 枯れ木にアカゲラ目立ちます。

 雑草の園

 燃えるような朝焼け。

 たった一本のキュウリ、食べたらしい。

 雲海の鳥海山、最近雪は消えたようです。

 朝方の駅。無人だけど明かりが点いてます。

 冷えてきて、風呂場の側に現れます。

 どなたかの指図で切り倒されたサクラの木、他九本ほど

それでも選挙には勝ちたいとは図々しいヤツ。

 雨に濡れるアオサギ、風邪引くな。

 兵庫産のコシヒカリ新世紀。

 赤い背中のトンボ、アキツ。

 ハナミズキの紅葉始まる

 たわわなヒメリンゴ、ジャムですか。

 ホウの実、お茶にして飲むらしい、金木犀の香り。

 デートリッヒの眉月、と金星。

 ウルイの実？

 イザベラ・バードも見たであろう、美しい金山盆地。

 朝早くから見回りのカラス、ヤカシメェ。

病院から見た朝の ゴンゲンサン。

 湯の原の槻木。

 ディ・ルームから朝をみる。

 点滴がササっていますが、分かりづらい。

 術前の点滴。

 囚人服かな。

刑務所の囚人と同じくらい ヘルシーな朝食。

 ヘルシーな夕食。

ご飯の量は家で食べるより、倍以上ある。