ジィーット雪に閉じこもって春を待つ、冷やかしに国会中継を観戦する、分かりにくい質疑も応答も平然と紙を読む、パネルを立てる、時間だけが過ぎていくその間、役人が懸命にシナリオを作るそれを少し足りないA・Aコンビがしたり顔で一人前の口を利く。いつの間にか寝てしまう私も悪循環で悪い夢をみながら寒いのに冷や汗を搔きながら寝てしまう。
外はまだ雪が降っているこの雪は止まないのではと思い隠居にメールをすると髪結いに行って来たと写真を送ってきた、バックに黄色い花が咲いているので、それはなんですか?とたずねると「あぁ菜の花だ」と当然のように答える。ふるさとでは白い冷たい雪に覆われていることを忘れているのかワザと見せ付けているのか、「食べる?」「もう食べた、いまは芯がたって硬くてだめ」らしい、わがままな贅沢な隠居だなと思った。古希を過ぎもう「故郷忘れじがたく候」はないのだな、身を捨つるほどの祖国にありやか、少年はふるさとを捨て他国に走り。ふるさとに帰っても「是がまあ終の住み処か雪五尺」そのとおり1メートル50センチここに住んでいるとは尋常ではない、とくに老人には辛いぜ。
これでもかと降る雪に、あと何年耐えられるか
鳥海山寒い朝
怖いくらいに重く垂れ下がった頑強なシガッコ
遅れて来てようやく咲いたシクラメン
雪で埋まってしまった用水路とカラス
余りモノをありったけ載せた昼食のソバ
雪はあるけどオリンピックのやってないスキー場
通り過ぎたラッセル車の後部
山の奥の方ではもっと下がった様子
水道の蛇口 暖たかい春よ来たれ
消火栓あった!
水の中がアタタカイぞ
雪で重そうな、サクラの木いつまで背負っていればいいのだ
歩道のロータリー除雪車
高松の方面
鳥海山、指がモゲソウナくらいチベタイ