がっこ山 寒いこの頃

　十五夜に月見の宴を開く、果たして「かぐや姫」はどなたなのか。最近朝とても寒い老人にはこたえる重ね着にも限度がある、鈍い動作がまた鈍くなり危険だ。

　会に集まる時間が年々早くなり解散もそれに伴い早くなり、以前なら料亭の方に大変ご迷惑を掛けていた様だが、老人になってから優等生の如く時間を守り引き上げる。

　皆眠いのだ、鶏のような人達、早朝なのか未明なのかテレビ、ラジオなどで人並みに合わせて時を繋ぐ、よって気温が下がると辛い夜明けとなり、横になり待っているうち布団がまた心地よくなり寝てしまう。このように自分の一生の持ち時間を無駄に費やしてしまう、それでも最近はそんな自分を受け入れてしまう。

　先日両目が開眼して、何年かぶりで星空を見た、分かりもしないのだが星座を探す、羊飼いになった気持ちで探してみる。上ばかり見て歩くのはアブナイし首も疲れる。

　眼が開いたら本を読んで見ようと溜まっていた本を出すのだが

見えない間についた習慣が抜けず一、二ページ読むと止めてしまう持続できない徐々に慣れるしかないのか、習慣づいてしまったことが、老人にも解消できるのか不安・・・・・そうだシュウカンシから始めよう。

　昨夜まで観られた月が今日は現れない、やはり待ち月なのか

今日の月が一番丸いとテレビのお兄さんが話していたのだが、残念です。

 十六夜

 ゴンゲンサンとケブ

 サギがカラスから追われ木に逃れている

 十五夜

 久し振りの女郎蜘蛛

 山椒の先のほうに揚羽の幼虫がいます、この先心配です

 鉛色の雲と日本海、辛い冬を暗示しています

 遠くに飛島が浮かんでいます

 これは「アイナメ」だそうです

 芋の子汁、秋田は上品です

 サンマのお刺身

 ハモと鶏肉、鶏肉一個たべましたが

 「メヒカリ」様だそうです、おいしかったです

 鳥海山新雪です

 鳥海山鉾立駐車場から

 用意万端、登る気だったよう