羽後富士ですあさぼらけの薄暗いときに老人の凍えて震える指を使い、霞む目めを凝らして写しました。六時前です老人にとってはそんなに早くはないのですが他の老人に聞くとラジオの深夜便から起きているらしいタダ寝床を抜け出せないのか出ないのか賢い老人に成長しているようだ、小便もコラエテ、コラエテ飛び起きるそうだ。老人ですから飛び起きるといってもとてもスローモーションでしょうが上手を取った若乃花の投げのように。
これは出羽富士です日曜日娘に乗せられて山形に行った帰りに緊張の助手席から取った一枚です夕方でしたからオボツカナイ老人の目から防雪柵の一瞬の隙間からの一枚ですこの柵は延々と続いてこれを某国の国境に張り巡らせれば安い経費で工事も上がるのではそれでも某国は支払いは拒否すると思いますが、道路には完璧に除雪され乾いていました真冬の道路とは想像できませんでした。それでも緊張はしましたが。
残った姫りんごにいつもこの季節ヒヨドリがピーヨ、ピーヨ泣き声も高くやってきます、またしても老人ですのでピントがあっているのか不明です老人がもたついてので奴らもコバカにしてこっちミイミイ、老人よ来れる者ならなんて目で雄たけびを挙げ啄ばんでいます。