2015年5月24日日曜日

がっこ山 朝鳥海山うっすら

大松川ダムの上流にあった福万、外山に久しぶりに行ってみました芝桜祭りを通り越して出かけました。福万の辺りにはまったく人家の面影はなく夏場にダムの水位がさがり湖底が表れるとかっての秋田県随一の福万の黒沢勘十郎の屋敷跡が見えるそうです秋田市にある国指定の重文の奈良家より大規模な建築構造物だったそうです。江戸時代後期の上層農家の構えがなぜ秋田の外れそのまた外れの山内にあったかとても興味深いです。この地は最近ダム工事で水没するまで重要な街道筋だったようです北に向かえば六郷、東は湯田の左草、西の方向には横手美入野と現在の地名ですが、そのほか隠れ小道などがあり飢饉のときにはその道を辿り秋田の方へ逃げて避難して来たようです。山内の福万は昭和の頃まで秋田県の木炭や薪など燃料供給地で横手川を下り、横手市の大町まで流れを利用し運搬していたそうです。大松川ダムの完成により最も恩恵を受けたのは横手市民のようです、昭和四十年頃まで度々大きな水害があり横手市は甚大な水害に被害に遭っていたようです。外山部落に行ってみましたら田植えをしていました、また畑なども耕作し最初訪ねた頃の外山の面影が甦っていました。昭和の十年頃には沢水を利用し用水路を引きようやく米作りが出来るようになったそうですが、それでも部落の人達は米に大根,フキ、イモなどを混ぜ食べていたようです。炭焼き山菜採りで現金を得て米を買いそれでも足りない分は若勢として奉公して外山の人々は賃金を貰い米を買い凌いでいました。もっと田圃を増やすことをおもい昭和23年頃から大変な苦労をして狭い土地の開墾に力を入れ昭和30年頃にようやく飯米を確保でき余った米を売ることが出来るようになったと聞きます。そんな福万、外山をみたいと思い出掛けてみました。ダムの建設でこの地を離れた人たちの思いは図り知りませんがたまに訪れ先人の苦労を偲ばれてみてはいかがでしょうか。

         この橋を渡るとクマにあえるそうです。

以前来たときには一面田圃でした

         住居跡地土台が残っています

         人が二人、畑に作付けしています



         田植えが済んだ田圃
         大松川ダム満々と水を貯えています

         冷やし中華、始めました。

         こんな高級な‥‥‥


     にほんたんぽ、まだ田舎には咲いていますが、すぐ傍に
     西洋タンポポが迫っています~
    
         ドローン襲来 個体数が少ないみたい

      まわりの田圃殆ど田植え終わりました、今年は早い

    珍しくなった歩行田植え機YANMAR YP450 4条植
   狭いたんぼには重宝らしい。適材適所 

どっか温泉に行きましょう。

6 件のコメント:

怪人 さんのコメント...

山内、福万(ふくま)というのでしょう。山奥で貧しいと思われがちですが、山内から一山越えてふくまと記憶します。昔は貧しくはなかったとか。山の幸に恵まれ、獣に恵まれ、炭焼ができ、蕎麦の栽培をしていたとか。昭和後期におかしくなったのでは????山内の温泉は如何でしょう???

白カモシカ さんのコメント...

「アキタノ旅クーポン」というのが、発行されました。
5000円(購入価格2500円)で県内の宿泊所の多くで使用可。
プラス横手区域の宿では、さらに2500円の割引きが、始まりました。
6月27日の翌日にでも、2つの特典を使い、温泉一泊などいかがかと、本日画伯・嬢と話してみます。
昨日「はたはた名人」が、墓参りに来店し、是非ともとのことでした。

しらこかわ さんのコメント...

福万は重要な交通の要所であり名の通り豊かな処だったようです、明治七年には福万にも学校が開校しておりました。外山部落のからは約6キロ通学するような少し奥まった集落で貧しい辺境の地です冬季間はどのようにされていたのでしょう。
今日午後から古希を迎えるにあたっての鳩首会議があります、ぜひたのしい利便の効いた企画にご期待ください。

白カモシカ さんのコメント...

アキタノ旅クーポン・・・本日10時発売開始でしたが、30分位で3万枚完売・・・残念でした。

怪人 さんのコメント...

あきたの旅クーポン券3万枚がそんなに早く完売とは驚きです。次回は秋とか。秋の一泊会もよいかも。クーポン券の入手方法はないのかなぁ。クーポン券なくても28日温泉一泊は歓迎でしなぁ。

白カモシカ さんのコメント...

訂正
「旅クーポン」は11分で完売でした。・・ハャー!!