2010年6月4日金曜日

メニハ、アオバヤマ (一声も泣かなかった)ホトトギス

姉妹がいました。ある日、姉が芋を焼き、まわりの堅いところは自分が食べ、中の柔らかい部分を妹に食べさせました。しかし妹は、姉がさきにおいしいところを食べたと思い、姉を包丁で殺してしまいました。姉はカッコウになり、「ガンコ、ガンコ(堅いという方言)」と鳴いて飛び去りました。妹は自分の誤ちを知って後悔し、ホトトギスになり、「包丁欠けた 包丁欠けた」と鳴いています。盛岡の一地方では、いまもホトトギスのことを「包丁かけ」と呼んでいるとか。誰が姉でどなたが妹にあたるのでしょうか。
《遠野物語より》

ほかの鳥の巣に卵をうみ、無責任にも去っていきます。七月の選挙までは、ミンシュミンシュと昼も夜も鳴いているはずあの一声も泣かなかったコバト?ヒヨドリ?ムクドリ?あれホトトギスだっけか?。








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