がっこ山 変わった

　雨上がりの、がっこ山にゴールデンウィークだから「山吹の花」を見てその気に浸ろうと行き、いつもの春と違うと思った。花の数が増えたよう、やたらに木を伐ったせいで光の量が多くなり、そのせいかと災い転じなんとかで、木を伐る動機がわからない無茶な理由づけが間抜けてる。

　よって罪滅ぼしと駐車場のまわりに昨年の十月に植えたサクラの苗も、花が咲いてすこしはお赦しを頂けたかなと、切倒したのは誰かはしらねど、花には罪はないし。

　実のなる木を植える方が小動物には優しい心遣いと思えるのですが、サクラをあの狭いスペースに六本も植えたのは無理があるのでは根が張れるのでしょうか、プロが植えたのでしょうからマチガイはないのでしょう。

　何年か後の花見が楽しみらしい、それまでは御関係者はどうなんでしょうか、さぞかしきれいな花が咲くことでしょう。

 いちょうの花

 動かない、動かない、私が動いても、動かない

 ヒナを失くした親ガラス、どこか寂しげ

 キイチゴの花

 どこだ、どこだ、なんだ

 これは何の花

 切れ目に、誰かいる。メールが来た見てるぞ！と

 山椒のオバナ

 スミレの群生があったけど。

 チゴユリも群れて咲いている

 これが罪滅ぼしのサクラ

 至るところに、山吹の花がゴールデンウィークだ